榎本牧場

榎本牧場

榎本牧場は埼玉県上尾市にある牧場で、ジェラートの販売もしており、地元でも人気の牧場です。

削蹄の効果についての感想は、『健康状態が良くなって、餌を食べる量が増え、当然乳量も増えていて、効果大と感じている』

Q1:年末に大友削蹄研究所へ初めてのご用命をいただいてから約4ヶ月経ちましたが、 削蹄の効果についてのご感想はいかがでしょうか。

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A:全体的に牛の姿勢が良くなったことが一番の変化ですね。 足に痛いところがなくなったということでしょうね。 健康状態が良くなって、餌を食べる量が増え、当然乳量も増えています。
まだ詳しいデータ分析はできていませんが、効果大と感じていますので、今回は搾乳牛44頭全頭を削蹄してもらうことにしたのです。

臨時的な修復のための対応や育成牛の蹄の面倒などは、自分でできることを目指したい

Q2:グラインダーやテープ、などお求めになられ、ご自分でも補完的に削蹄をやっておられるご熱心さに感心していますが、やってみてのご感想はいかがでしょうか。

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A:1頭1頭の牛の足の状態を良く観るようになりましたね。 気にかかる牛を見つけ出したら、その蹄を何とかしてやりたくて、自分で削蹄してやっているのです。
前回の削蹄のとき、削蹄機への追い込みなどの手伝いをしながら削蹄のやり方を一生懸命に観ておきましたので、それ以前に自分なりの判断でやっていたときよりは的確にできるはずと思っているのですが、牛の足を固定しておくための「枠」の機能も不十分なものなので、実際に自分でやってみるとなかなか難しいです。 でも、試行錯誤しながら習熟して、臨時的な修復のための対応や育成牛の蹄の面倒などは自分でできるようになりたいと思っています。

全頭健康に育てて乳量を増やすことが肝心。削蹄を含めて牛の健康管理にさらに力を入れたい

Q3:今後の発展計画について、お考えをお聞かせ下さい。

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A:自動搾乳機の能力は、搾乳牛60頭が適正規模ですし、搾乳牛用の牛舎は58頭で満員になる規模ですので、まずそれらがフル稼働する頭数規模にしていくことが目標です。
既に、育成牛20数頭の中で、間もなく搾乳牛に仕上がるのが6頭おり、今年の秋にはさらに新たに5頭を新規に購入する予定ですので、それらを合わせるとフル稼働に近づくと思っています。 頭数を増やすだけでなく、全頭健康に育てて乳量を増やすことが肝心ですから、削蹄を含めて牛の健康管理にさらに力を入れていくつもりです。

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